お遍路ブログ
安産祈願の帯石。帯石観音さまvol.1
平成24年4月6日 遍路の大先達・鉄人。中務茂兵衛さんvol.1
平成24年4月7日 遍路の大先達・鉄人。中務茂兵衛さんvol.2
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周防大島の中にある寺院・帯石観音(おびいしかんのん)さんを訪ねました。
嵩山(だけさん)の中腹に位置するこの寺院
開基は弘法大師さま
駐車場から境内へは、階段を上って・・・
まずは手水でお清め。
お大師さま由来の霊水が豊富に湧き出る所で、
閼伽水(あかすい)、金剛水、常用水。境内には3つの霊水が湧いています。
お清めができたら、階段を上って更に上段へ。
観音さまが祀られているお堂の隣にある、この巨石。
これこそが帯石(おびいし)と呼ばれる霊石であり、
この模様が、その名の由来。
帯 → 腰に巻く物 → 腹を保護 → 安産 との連想かと思います。
地元の慣わしとしては、帯の部分に小石を置くことができると、腹の保護になると言う。
石に限らず、お堂の長押のごく限られたスペースにまで、小石が並べられていた(写真無し)。
帯石についての説明
「南無阿弥陀仏」の文字が見えますか?
唐の皇帝謁見の際、手足口に筆を持ち投筆にて五行の書を書いたと言われるお大師さま。
ここ周防大島でもその特技をいかんなく発揮して、この字を記した。
その筆跡は金色に輝き、遠く伊予路からも見えたと言う・・・
しかしながら後年、地元の石工が大師ゆかりの筆跡、その墨が消えてしまってはと言うことで
ノミを用いてその筆跡を彫ったところ、金の輝きは失せてしまった。
伝説もここまでくると・・・
立場上疑ってはいけないと自認しておりますが、その経緯が知りたいところです。
お堂横に、例の三水の一つ「金剛水」が湧いていました。
悩みを消し、病を癒す
と書かれてありましたので、有り難く頂戴致しました。
続く
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文 : 四国八十八ヶ所霊場会公認先達 / 四国六番安楽寺出家得度 野瀬照山
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