お遍路ブログ
仁淀川を見下ろす、安産祈願霊場
土佐市高岡の街を見下ろす高台に位置する、35番清滝寺。
巨大な薬師如来像と、その中を潜って無病息災を祈願する
「胎内くぐり」が、当地の慣わしとなっています。
寺号の由来となった滝は、本堂横にあります。
通常山上の土地は水が不足するものですが、ここはお大師さまゆかりのこの滝(水)が
ここで生活する人達、訪れるお遍路さんを潤しています。
本堂前にある小さなお堂
横を見ると穴空きの柄杓。
こちら、反対側。やはり穴空きの柄杓が奉納されています。
34番種間寺さんと同じくこちらも安産祈願所で、柄杓の底を抜く安産祈願が行われているのですが、
どうしてか35番清滝寺さんの安産祈願は、書物に紹介されることは少ない。どうしてでしょう?
連続した札所で同じ慣わしは、話題が重なるからでしょうか?
柄杓が祀られている雰囲気は、34番種間寺さんよりこちらの札所が、庶民的な気がします。
参考記事
境内からは、土佐市高岡の街並みと、
仁淀川がよく見えます。橋は国道56号の仁淀川大橋。
今年中にもう1本橋が架かって、4車線化が完成するようです。
麓からの道が狭く、大型の消防自動車は入って来れないので、
有事に備えて消防自動車が常駐しています。地元消防団かな?
境内への登山道路がとにかく狭いので、車での参詣は運転に注意が必要です。
特にGWは坂で車が数珠繋ぎ、離合ができず前進/後退どちらもできない・・・
そんな状況が多々発生するようなので、連休に車での入山はあまりオススメできません。
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文 : 四国八十八ヶ所霊場会公認先達 / 四国六番安楽寺出家得度 野瀬照山
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