お遍路ブログ
冬の久万高原へ、第二ラウンド vol.2
下坂場峠を越えると、久万高原町。宮成(みやなる)集落に出てきます。
この付近では珍しい、自販機がある集落(夏には重宝します)。
今の時期は、雪に閉ざされています。屋根の雪が、半端無い。
次なる峠、鴇田(ひわだ)峠へ
しばらく上がると、道が雪に覆われてきましたが・・・
先の峠と違い、圧雪路面に積もった部分の感触はフカフカ。
新雪です。
夜から朝にかけて、新たに降ったのでしょうか。
なかなか味わえる物ではありません。
このツララ群も、そうですね。前回の物を凌ぐスケールです。
鴇田峠遍路道分岐
由良野の森さん辺りから、遍路道分岐。
そこまでは車道であり、除雪もされていて、車が通った轍もついています。
が、ここからは(本日)人跡未踏の地
先達としましては、間違いない針路を取り、
尚かつ体でラッセルをして、後続の人が歩き易いように進路をつけて行くのが使命
私に続いてもらい、拓いた道を更に広げていってもらいます。
せいぜい肩幅くらいでしょうか。それでも立派な、先駆者の道。
進むだけではいけません。
雪の上を歩くことどうなるか、物凄く汗をかきます。水分・食糧補給が欠かせません。
決して広くない拓いた道ですが、踏み外すと大変。ゆうに膝辺りまで雪があります。
鴇田峠を越えたところにある、公衆WC
屋根が、ショートーケーキみたいになっています。
参考までに、どれだけ埋まるか
身長170cmの私、太ももくらいまで埋まります。
久万の街へ下りていくにつれ、雪は減ります。日陰は凍っているので、慎重に。
雪質も新雪から、ジャリジャリの氷雪になってきました。
国道33号を越えて、44番大宝寺の総門前にて、一礼
「総門」とは、大宝寺にはいくつもの山門・中門があり、その昔は数多の僧坊を抱えていた名残でしょうか。
歩き遍路であれば、この総門をくぐることができます。
大宝寺さんはそこそこの高さ(標高)があり、ほぼ日陰なので積もった雪が数日経って凍ってます。
乗用車で下に来て上がるにしても、気をつけて境内に向かって下さい。
2日前と比べると雪は少し減り、灯明台・線香台の近く等は雪が除けられていました。
お寺さん、ありがとうございます。
雪の峠越えなどありましたが、今回も無事にお参りすることができました。
雪の歩き方にご理解を頂き、ついてきて下さった皆さんのおかげ。お疲れ様です。
先の第一ラウンド、今回の第二ラウンド。この2つのグループ、次は2月に45番岩屋寺さんに向かいます。
更に寒い時期、雪が多い方へ、標高を上げて。どうなることでしょう??
この時期、この場所でしか見ることができない、素晴らしい景色が待っていることでしょう。
来月の歩き遍路が楽しみです。
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