お遍路ブログ
お遍路空白地域発掘シリーズ vol.2 月山神社
お遍路空白地域の、四国発掘に凝っています。
古来より、38番金剛福寺(足摺岬)を打った遍路は、
○打ち戻って、寺山(39番延光寺)から続けて篠山参りをする
○半島を西に回り、月山詣りを経て寺山(39番延光寺)を参る
篠山か月山(どちらも神社)
どちらかをお参りしないといけない、そんな不文律があったそうです。
今回は月山神社の紹介です。
月山神社はかつて南照寺と言う、神仏習合の霊場として、弘法大師さんが開かれました。
"月山"の名は、神社のご神体が月形の石であることに、由来します。
本殿の裏に奉納されており、歩いて近くまで行くことができます。
が、この時期はいけません。
ヘビやスズメバチが出たら困るので…。
弘法大師さんを祀る、お大師堂があります。
この建物がかつての南照寺の本堂であり、例によって明治の始めに、
神仏分離→南照寺は廃寺・神社一本→名称が月山神社
となって現在に至ります。
とても辺鄙な場所にあるのですが、
この日私が訪れたときには、参詣に訪れたお遍路さんに出会いました。
流行の言葉で言えば「パワースポット」と言うものでしょうか。
番外・奥の院参り
なんてことができたら、ここは絶対に入れたいところです。
お遍路空白地域発掘シリーズ vol.1 奥祖谷二重かずら橋
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